GreenTVで取材受け放映中 吉野林業について
2010年07月18日昨年11月、奈良県吉野郡川上村にて森の名手・名人フォーラムが開催された際に、パネルディスカッションのパネラーとして出た関係もあり、イギリスが本社で環境系の番組を数々製作しWEB上で紹介しているGreen TVに取材を受けました。今年から放映されていますので紹介します。 http://www.japangreen.tv/journal/#/000699
500年続く吉野林業。現在も200年以上育つ高品質の杉や檜が林業を支えている。我が国最古の人工林。今週はその林業の実態を映像化。http://bit.ly/c9hYSR 木の文化を盛り上げていきませんか?
日本は、国土の約66%が森林に覆われた森林大国です。世界的にみてもトップクラス。こうした日本の歴史は、当然のことながら森の林業と深く結びついて営まれてきました。日本は、素晴らしい木の文化を持っていたのです。しかし現在では、日本の山の半分がスギやヒノキの人工林となり、木材価格の低迷により、放置される人工林が増えています。人工林はきちんと管理・維持していかなれければ、枯れてゆくのみなのです。
こうした現状を一人でも多くの方に伝えるために、グリーンTVは今回、日本で最初に植林が始まった吉野の地に赴き、そこで林業に携わる方々に「吉野林業」の現状と林業経営における課題について伺いました。
奈良県の吉野地方は、500年を超える植林の歴史を持つ、日本でも有数の林業地です。しかし、この吉野の林業もまた厳しい状況に追いやられています。吉野杉、吉野檜といえば高級材として名高く、その色艶や木目の美しさは目を見張ります。昔の人々は、こうした木に価値を見出しその美しさを守ってきたのです。しかし、近年の国産材の需要低迷や低価格の外材の輸入、さらには住宅事情の変化などに伴い、国内の林業は吉野に限らず衰退に向かいつつあります。このままでは、林業と共に育まれてきた各地域の歴史や文化も失われてしまうのです。こうした現状を打開するために、吉野の林業家の方々も試行錯誤を重ね、例えばこれから家を建てる方々に実際に山に入ってもらい、その山で育てられた樹を使って家を建ててもらうという試みを始めています。「顔の見える関係で家を建てる」ための取り組みです。それにより、自分の建てる家にもっと愛着が生まれ、木に対する想いも変わってくるのではないかと言います。
日本の森から切り出された木々の独特の美しさは、古くから受け継がれてきた林業の歴史の中で育てられた日本古来の文化や歴史から生まれるものではないでしょうか。皆さん、もう一度日本の木材を見直してみませんか?きっとそこには、忘れかけていた「木のぬくもり」や「木の香り」そして「木の文化」が潜んでいるのです。
執筆:GreenTV大瀧
非常にうまくまとまっています。必見です!
