長男 一人で4泊5日のキャンプへ!
2007年08月27日小学4年生の息子が今日から4泊5日のキャンプに一人で参加した。長野県駒ヶ根で開催されるアルプス子ども会の夏の子ども会に参加するため。
アルプス子ども会はもっとあそべ そとであそべ なかまとあそべ 子どもたち!ということで自然豊かな信州で全国から子どもたちを集め子ども会を運営している。そしてその最大の特徴は、一般的なキャンプで見られるような「命令・服従型」の指導を排して、子ども同士のつながりをつくることを最重視していることで、非常に興味を引かれ参加させました。
私も妻も大学時代児童文化研究会という真面目なサークルで子ども相手に子ども会を運営したりリーダーをしたりで、こういう活動には非常に興味があるし、是非参加してみたいくらいでしたので、息子が参加できるのが感慨深いものがあります。
今日は、4泊5日のコースの子どもたちが集合する日で、関西の子どもたちは京都駅で集合しここから先は大勢の研修を受けたリーダーが連れて行ってくれます。
最初は緊張気味の息子もすぐにリーダーになれ楽しそうにバスに乗って出発していきました。それこそあっけないくらい。。
4日後どれくらいたくましくなって帰ってくるか楽しみです。
このアルプス子ども会の考え方は、私たちが児童文化研究会時代に考えていたことと非常に共通点があり、声を大にして言いたいものです。
少し引用させていただきます。
まずアルプス子ども会がめざすもの
「一人の例外もなく、支え、守り合う関係」
若年層のコミュニケーションの不具合には生活様式の大きな変化や教育のあり方など、いくつもの原因が挙げられましょうが、その一つは明らかに「あそび」体験の減少(場面によっては欠如)と、質の変化にあると考えられます。
本来、子どもは年齢に応じたあそび集団の中で、いさかいが起きたりけんかをしたり、謝ったり謝られたり、謝らなかったり謝られなかったり、仲裁をしたりされたり、仲直りをしたり仲違いをしたりといったことを幾度も幾度も繰り返し、自分の主張を伝え相手の主張を聞き入れる方法を、自然と身につけていくものです。また、みんながより楽しくあそべるように、「みそっかす」(地方により「おまめ」他)、「取り取り」(同)を編み出して、いろいろなあそびのルールを適宜変更、発展させるなどの工夫をする訳ですが、それにも、そこにいるみんなが納得・同意するために実にさまざまなやり取りが不可欠です。
しかし現在、テレビゲームのはびこりや習い事の一般化その他、いろいろな理由によって多くの子どもたちがあそびに使う空間も時間も、非常に限られたものになってしまいました。
少人数、屋内、閉鎖的といったあそびの中には、本来内包する意外性や発展性を求めることは困難です。そうして、違いを認め合えず、自分の気持ちを相手に伝える術が著しく拙い関係が広がっているように見えます。
さらに、そのコミュニケーションが支える思考力や精神の発達にも危機感を覚えます。
例えば、テレビ番組で常態化した字幕の嵐や繰り返し、別枠に映される出演タレントの表情などは、「ここは笑うところだ」「これは悲しいことだ」と感じ方を示しているのと同じです。慣れてしまうと、どうと言うことのない画面に見えるかも知れませんが、日常に氾濫するそのような光景は、実は知らずと心の成長を阻害しているのではないでしょうか。私たちの内心は、憲法に保障されるまでもなく、誰にも干渉されぬ自分だけのものであるべきです。子どもの心に見えない制約を被せてはのびのび育つはずもありません。
こうした状況で改めて自問するのは、どのような「人と人とのつながり」を求め、どのように子どもたちのあそびを保障するか、です。
子どもが生き生きと子どもらしく育つために、本来彼らが持つ力を引き出し、信頼できる仲間と思いきり笑い合う毎日を送ってほしい、それが私たちの願いです。
私たちは30年を超えた活動の中で、子どもたちの力に何度も驚かされてきました。子どもは元々、大人の漠然とした想像以上に大きなエネルギーを秘め、何にでもなれる長い「伸びしろ」を持った存在だということを、実感しています。
そしてその力は、他者との関わりの中でこそ、引き出されて真価を発揮します。人と人との多様な触れ合いの中で、思いきり笑い、泣き、あそぶ生活体験を通じて、子どもの本当の力を引き出すことが私たちの役割です。
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