神戸松蔭高校Blue Earth Project吉野sprit合宿2日目 300年生の森に感動
2011年12月30日神戸松蔭高校BlueEarthProjectの吉野合宿2日目。例年と違い1日目に水源地の美しい原生林や荒れた人工林を見ていないので、ようやく吉野の大自然を体感してもらいます。
まずは枌尾にある300年生の吉野杉へ。着いた瞬間、「すごい」の歓声。それもそうです。300年前に植林されて、何度も何度も手入れされて、間伐されて残ったまさに最高の吉野杉たち。見事にまっすぐにそびえ立ち、圧倒的な存在感です。
以前間伐された280年生くらいの吉野杉の切り株です。でかい。
ただ単に大きな木が生えているわけではなく、先人の植林からものすごい苦労があってこの森になったこと。 最初は100m×100m(1ha)に12,000本も植えられていたが(全国平均は3000本)間伐を何度も繰り返し、この姿になった。ちなみに樹高は50m! 間伐をしっかりしていると、この森のように明るい森になり、下草や低木も育ちます。(もっと生えていたんですが作業のために刈っています)そうすると、雨が降ってもクッションになって表層の土が流れることなくどんどん地中にしみこんでいきます。つまり保水力の高い森になります。 先日の台風12号のように3日間で2000ミリを超える雨量を観測するという、すさまじい大雨でもこのような森があるために、表層崩壊の土砂崩れの被害は少なくすんでいます。
何よりこのような健全な森があることで、雨水を貯め込み、地下水として美味しい水ができます。我々は森のおかげで日常何不自由なく美味しい水をいただいているわけです。 今年の神戸松蔭高校Blue Earth Projectのテーマは食に関することなので、水と森の関係を知っておいてほしいと思っています。
300年生の森を後にして、今度は川上村の入り口にある蜻蛉の滝に行きました。美しい姿の滝で、観光客もたくさん訪れます。
滝の上に続く遊歩道を歩いて森に行きます。雪が残る道を歩いていきます。こんな綺麗なつり橋も。
高校生は杉と檜の葉っぱの違いも初めて知ります。こんな風にひらひらしているのがヒノキの葉っぱです。マツタケなどの料理の皿にあったりしますよね。
とがっているのが杉。
人工林に入ってきました。間伐されそのままになっている木が、山に残されています。
手入れは木材にとっても、環境にとっても非常に重要なこと。
しかしながら、間伐された木材がコストが合わずなかなか搬出して利用されていない現状を説明しました。
蜻蛉の滝の上流にあたります。きれいな川で、そのままみんなですくって飲みました。美味しかったです。こんな体験、彼女たちには初めてのことですね。
初めての森の中での体験活動。一人ひとり感動するところは違ったと思いますが、この感動を胸に、これからの活動に頑張ってほしいと思います。



