神戸松蔭高校吉野合宿2010(4)人工林の間伐
2011年01月22日神戸松蔭高校BlueEarthProject2010-11吉野合宿2日目はまず三之公にあるグリーンエコの森で先輩方と同様、人工林の間伐作業を体験します。ただ日程が今年は1泊2日ということもあり、他のメニューも盛りだくさんなので、今回は指導者による実演に補助を生徒みんなですることに。
指導者はもちろん森と水の源流館館長 たっちゃんこと辻谷さんです。
先輩も毎年間伐してきましたがまだまだ数も多く、曲がった木も多く、間引き(間伐)が必要です。
間伐することによって、周りの木が日光が良く当たるようになり良く成長したり、根が良く張ることが出来丈夫になります。山としても明るくなり、下草が生え保水能力もアップ。
言うことなしの間伐効果。女子高生にも五感で体験してもらいます。
まずはどの木を切るか決めます。曲がり具合、周りの木との幹の太さの差、どの木を残していくか、など考えることは様々ですが、美しい山を夢見て想像することが大事なんだと思います。
次に倒す方向を決めてロープをかけ、できるだけ上のほうに上げます。
※終了後に生徒たちも体験している写真です。みんなコツをつかめば上手になりました。
倒す方向に向けて受け口を作ります。たっちゃんの熟練の技です。
今回の木は細いのであえて鋸で切りました
みんなでロープを引きます。もちろんロープは木の倒れる方向に引くのではなく、角度を変えてあるので安全です。
吉野の場合、葉枯らしを行う際に、水分が抜けやすいように株を斜面の下にして倒します。その際、切り口が地面に付かないように切るのがコツです。菌類が地面から材に入りやすく、木材の価値が下がってしまうので。
※今回のような間伐だとなかなか木材の利用が進んでいないのが吉野の実情ですが。
みんなで木のにおいをかぎます。「甘い!」とかいろんな声が。まあ伐ったばかりの木のにおいって女子高生ではかいだ事はないでしょうね。
さすが吉野林業。伐った木の年輪を見ていると、間隔が細かくて、密度濃く植林していた(密植といいます)のが良く分かります。
ふと上を見上げるとぽっかりと空が見える空間が空きました。これで周りの木が丈夫に育つんだと聞いてみんな納得の表情。教科書より実際に見て学ぶほうがずっと腑に落ちやすいですね。
伐ったばかりの木をみんなで下におろして、吉野杉のコースターを即席で作ることになりました。はじめて使うチェーンソー。さすがにおぼつかない腰付きですが、たっちゃんの丁寧な指導で、無事全員体験することが出来ました。心に残るお土産ひとつ完成です。
