神戸松蔭高校吉野合宿2010(2)吉野名物柿の葉寿司作りに挑戦
2011年01月6日神戸松蔭高校BlueEarthProjectの毎年恒例の吉野合宿では、吉野の素晴らしい大自然に触れるとともに、地元の方々と交流し山の暮らしを体感したり、世代を超えた交流の中で感じる物があればと思っています。
今回は、宿舎が入之波温泉の民宿「かわかみ」さんに移動したこともあり、この地元の方と交流することと、山の人々の知恵が詰まった吉野名物【柿の葉寿司】を高校生に作ってもらうワークショップを開催しました。2010-2011の神戸松蔭高校BlueEarthProjectが食をテーマにしていることもあり、いい体験になると思います。
今は駅でも普通に販売されている柿の葉寿司ですが、昔は吉野には非常に貴重な海の恵みである鯖をおいしく、しかも安全に食べる方法として考えられたものです。柿の葉寿司総本家平宗さんのホームページによると
”昔、吉野に運ばれてくる海の魚は熊野灘から伯母峰峠を越えて行商の人の背負い籠で運ばれてくるか、紀の川沿いに運ばれてくるかのどちらかの行程がかかったそうです。その為に浜塩と云って魚が傷まないように存分の塩を腹に詰められて届いたようです。吉野にその魚が届くころには十分に塩もまわり、煮ても焼いてもショッパくて食べられない程で、その身を薄くそいで白御飯にのせて食べることを思いついたようです。
十分に塩気の回った鯖は薄身にそがれ、一口大に握られたおにぎりの上におかれます。それを一つずつ柿の葉で包み込み桶の中に隙間無く詰め込み、上に蓋をして重石をのせ、ねかせます。三日程経って発酵が始まり御飯が糸をひくようになると丁度食べごろです。鯖の強い塩気も御飯全体に回り、酸味が生まれおすしのようになります。これが所謂馴れずし(なれずし)です。その後三日位はおいしく食べることができます。”
ということで、現在のすし飯の上に置かれた薄塩の鯖とは味わいが違ったようです。また、柿の葉には殺菌効果があり、これも保存に役立つわけですね。
そういう歴史や先人の知恵も感じながら、柿の葉寿司作りに挑戦です。数が非常に多いので1個分のすし飯の分量を正確に測って型に詰め込みます。(5個一気に作れる便利な型がありました)
そこに魚(鯖と鮭)をのせて、柿の葉で包む。最後に、吉野杉の箱にきっちり詰めて重しをおいて1晩寝かしたら出来上がり。
チームワークも取れてきて、3人に最初指導しておいたらどんどん役割分担を進めて、あっという間に大量の柿の葉寿司が完成しました。地域のおばちゃんもなかなかの出来栄えを誉めてくださいました。
良い雰囲気になってきたところで、おばちゃんから得意の折り紙教室も臨時に開催されました。本当にみごとなバラを折り紙で作るんです。
私も途中までやりましたが難しい・・。高校生の中で一人だけ何とかできましたが、さすが女の子みんな一生懸命取り組んでいました。世代の違う女性が同じことに取り組む。なかなか良い光景でした。
