全身全霊を傾けた2泊3日の吉野合宿が終わった。盛りだくさんの内容はもとより、参加する全てのスタッフ・先生方・そして18人のキャラバン隊の生徒の心が集まって、本当に前例のない素晴らしい合宿だった。疲れはあるもののゆっくりと振り返ってみたい。

20日早朝から神戸を発ったバスは奈良県桜井で私たち親子を乗せて(今回は特別に子どもも参加。素晴らしい経験をすることに)一路川上村へ。森と水の源流館で入村式。川上村地域振興課で森のことになれば本当に熱くなって、今回も様々なサポートをしてくださっている泉谷課長補佐にご挨拶をしていただく。(偶然姓が一緒なんです)生徒からも一生懸命森のことを学んでいきたいという決意表明の挨拶。さあ、これから始まるぞ!

宿泊地である五色湯温泉によってから、まずは川上村が原生林の保護と水源地としての重要性を伝えるために購入した吉野川の最上流の「三之公(さんのこ)」にある水源地の森に。

途中川の様子を見てもらう。普通の上流の石と比較してあまりにも形状が違うことにビックリ。「ごつごつしてる岩がない!みんな砂みたい!」その秘密は明日判明することに。

水源地の森へ向かう途中は杉と桧の人工林が左右に広がる。台風の影響で倒れた木。台風後の整備で間伐したものの価値がないため放置された木が目の前にたくさん横たわっている。薄暗く、不健康な感じがする森だ。日本の木材需要のうち20%しか国産材がないという現実を表しているかのようだ。

途中には原生林の名残の栂や「生きた化石」とも言われるトガサワラの大木を源流館のマックの解説付で見ていく。写真はトガサワラ

途中こんなことろも。冒険気分で進んでいく。

さらに人工林の間を40分ほど進んでいよいよ本物の原生林が清流とともに目の前に。
混み合っていた人工林と違いいろんな木が伸び伸びと生きている。豊かな自然。きれいな清流。その全てに包まれ、なんとも幸せな空間。本当に、都会とは流れている時間が違うように感じる。

吉野川の源流の水をおいしくいただく。生徒から歓声が。「おいしい!!」
いずやんの環境教室で森がおいしい水を作ることを実体験する。