神奈川県湘南地方の工務店さんから社長と広報担当の方が来社され、吉野材の魅力を探るツアーを一日みっちりしました。以前構造材を吉野材で採用していただきましたが、今後フローリングなどでも国産材を広めていきたいというとこで、産地見学となりました。

まずは工場見学。木材をあますところなく使う姿勢に共感いただきました。「吉野桧のやさしい積み木」や「きのころ」など非常に興味を持っていただき、今後お客様にも渡していきたいという感想も。

木材の乾燥にも徹底的にこだわっていることにも安心感をおぼえていただけたと思います。

その後、いよいよ吉野の美林見学に。日本林業の発祥の地と言っても良い奈良県吉野郡川上村に。桜井から向かう道中も普通の山に見えても、神奈川の山とは全く違うと感動されています。確かに手入れの入れ方は半端じゃありませんね。

300年生の人工林吉野杉の美林に到着。お二人は唖然とした表情。圧倒的な300年生の吉野杉の存在感。かといって落ち着いた良い空気が流れます。ただ木がすごいだけでなく、その森の風情がすごい!下草や低木の生え方。陽が当たって明るい森。素晴らしい自然を人間がつくりあげたところにすごい価値があると絶賛されていました。

ところで、丁度花粉がたくさん出ている状況で社員の方はかなりの花粉症ということでしたが、全く問題ないようでした。やはり花粉にNOXなどの有害物質がついて別の物質に変化していることで、花粉症は起こっているようですね。私の知る限り、山で作業している人間に花粉症はいませんから。

森を後にして川上村の林業資料館もくもく館で林業の歴史や作業内容を復習。実際にビデオで植林・間伐から伐採・出材まで作業が見れるのは魅力的です。

工務店の社長は古い街並みや建物が大好きということで、急遽日程を変更し宇陀市大宇陀に向かいました。ここは江戸時代や明治・大正の建物がきれいに住民の手で守られてきた貴重な町並み宇陀松山地区があります。今では伝統建築物保存地区に指定されたので、さらに町並み保全に力を入れてきています。その中で初霞のブランドで美味しいお酒を作りだしている久保本家酒造にお邪魔しました。元サッカー日本代表の中田英も訪れたここのお酒はとにかく美味しい。この日も試飲をしていただきましたが、美味しい!!を連発され結構買い込んでおられました(笑) これは本当にお勧めです!!

最後は施工例見学ということで自宅を見学していただきました。我が家は構造材・羽柄材・造作材・家具・内装材まで全て吉野材ですが、それ以外にも断熱材には羊毛を。内壁には漆喰、外壁には木材とシラス(火山灰から生成)を使用と、本当に自然素材にこだわった家ですが、丁度この工務店さんもそういう方向性で家造りを進めておられるため非常に参考になったと喜んでおられました。

また、お施主様と一緒にツアーをしたいと夢を語り合いました。実現できるようこちらも努力したいと思います。