松蔭高校吉野合宿 間伐体験
2007年12月24日2日目。7:20から眠い目をこすりながら朝食を済ませ、バスに乗り込む。昨日行った水源地の森へ。ただ今日は歩いて奥に行かずに手前にある森と水の源流館が所有する人工林で間伐体験をするのだ。今回の吉野合宿PART1のメインでもあり、人工林の手入れ(間伐)がCO2を吸収し地球温暖化防止につながるというグリーンエコプロジェクトの根幹の部分を心から理解するために非常に重要な体験になる。
作業場にバスが着くと既に多くのスタッフが集まってくれている。森と水の源流館館長辻谷さん(達ちゃん)・マック、川上村で山仕事をされている浦本さん・奈加さん・森本さん、長野からの民ちゃん・ボビとそうそうたるメンバーが勢ぞろい。皆、笑顔で生徒たちを迎えてくれる。
まず最初は体慣らし、山に慣れるということで柴刈り体験。今の子どもたちにとって柴刈りといえば桃太郎のような昔話に出てくる単語でしかないが、暖を得るため、食事を作るために必要な重要な作業。これを体験してもらう。それこそ初めての登山道以外の山。スニーカーで悪戦苦闘しながら何とか登って杉の枯れた葉や枝を集めてくる。何が火がつきやすくて何が薪になるか。何事も体験が必要だ。
みんなの力で焚きつけの葉や枝を集めて着火。達ちゃんから「知識と知恵は違う。生きる力が必要」と山岳救助隊をやっていた時代のエピソードを紹介。「大学生が山で遭難し救助に向かったが残念ながら亡くなっていた。食料はまだ1週間以上残っていたが、携帯燃料を使い切ったところで火を木に移すことができなかった。木や葉を使って火をおこすことができれば彼らは死ぬことはなかったのです」実話だけに生徒たちに訴えるものは大きい。
火の力で暖まったところで、ここからは3つのグループに分かれて作業と調査に入る。1つは森林調査と間伐体験。一つは焚き火管理と焼き芋作りと伐採した丸太を短く切りそろえる。もう一つが原生林を伐採してしまった現場とその後の環境への影響について実際に見れるところへの見学。民ちゃん・ボビさん・マックとともにどのグループにも違う感動と好奇心が得られるような内容に工夫した。
一つ目の班がいよいよ間伐する森に。今回の間伐体験はただ単に木を切り倒す体験をするのではなく、森の中に入って木々と語り合い間伐の必要性を感じ、実際に間伐することで間伐の重要性を体感することにあるので、作業前の過程が重要。そこで、民ちゃんと古賀さんによる指導で森林調査をする。事前調査の時に測っておいた20m×20mのエリアの中に何本木があるか。どんな木か?
その中で自分で気になる木を1本ずつ選び胸の高さの直径やおおよその樹高を測る。それらのデータは野帳に記入して夜の会議で発表される。
細い木だけれどそれでも樹高20m。女子高生が簡単に倒せそうなものではない。安全には十分気をつけて指導を受ける。受け口を設け、反対側から鋸を入れていく。
最後はロープで全員で引っ張る。
みんなの力を合わせて見事に倒れた瞬間の歓声!協力して何かを成し遂げる感覚。なんとも言えませんね。
そして頭上を見上げると確かに空間がぽっかりと開いて空が見えた!民ちゃんから「みんながした間伐のお陰で周りの木が元気に育つよ。そしてたくさんのCO2を吸うことによって地球温暖化に貢献するよ!」木を倒した充実感と、地球環境に貢献したことで生徒たちも感動。教科書では味得ない感動の気づきがそこにはあった。
そして誰ともなく切り株に集合し、年輪を数えた。39年生。39年前先人がこの地に植林した苦労を思い。その森をたゆまず管理手入れすることの大変さも感じてもらえただろう。
もう一つの班は、12月の森の中はやはり寒く暖をとる必要があるため、焚き火を管理するのと楽しく作業を行うために用意していたサツマイモで焼き芋にチャレンジ。そして伐採が終わった段階でその木を運搬・加工しやすいサイズにするために鋸で長さを切りそろえる作業に。まずは間伐した木を斜面を利用して山からすべり落とし、作業場にみんなで運ぶ。
比較的まっすぐで

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