書籍に掲載されました「変わる住宅建築と国産材流通」
2010年05月23日林材ライター赤堀楠雄さんの新刊「変わる住宅建築と国産材流通」(林業改良普及双書No.165)が出ました。
住宅市場や住宅建築現場の変化がどう国産材の流通に影響を及ぼしているか、非常に詳しくしかもわかりやすく説明しているものです。業界関係者は今一度振り返るためにも是非読んでほしい本です。その中で泉谷木材商店の取り組みが紹介されました。
「山元製材工場の生き残り策」の中で、”建築家や市民とつながりをもつ”、”コミュニケーション能力を磨く”というふうに紹介されました。あえて、業界以外の方々の中に身を置き、業界用語ではなく、施主層だけでなく次代の消費者である子どもたちに対してもわかりやすく「木の良さ」「森の大切さ」を説くコミュニケーションを重視しているということです。
これは、大学時代から子ども相手に子ども会活動や演劇活動を通じて自分たちの思いを伝える活動を続けてきたことが、とても良い影響を与えているんだなあと思います。これからも、何でも国産材・日本の森のために多くの子どもたち市民の方々と交流をもって、大事なことを伝えていけたらなあと思います。
赤堀さんいわく「オンリーワンになる」ことを目指して頑張ります。
第1章 変わる住宅建築、変わる木材の加工・流通
ライフスタイルの変化と工法変化が生んだもの/プレカットの普 及で流通構造が激変/環境問題の影響/国産材に復権の兆し
第2章 住宅関係の各種制度とその影響
品確法の影響/確認審査厳格化の影響/瑕疵担保履行法の影響/ シックハウス問題/マンション木工事の実態/伝統構法をめぐる 情勢
第3章 木材加工・流通の現場では
木材流通の構造変化/「近山運動」の意義を考える/伊万里木材 コンビナート(佐賀県)/新生産システムの動き/合板業界の国産 材利用が急増
第4章 製材品の品質を問う
製材JASを考える/山長商店がJAS活用で差別化/無垢材の 乾燥割れに問題はあるのか/製材品に求められる品質とは
第5章 住宅と木材の今後
「いいもの」をつくる姿勢が必要/国産材を売るためには/「間 伐材=エコ」だけでいいのか?/山元製材工場の生き残り策/今 後の住宅市場と国産材
