毎年9月第2週の土曜日は日本文化発祥の地ともいえるわがふるさと桜井の最大イベント「大和さくらい万葉まつり」が開催されるので、本当に久しぶりにお客さんとして参加しました。

そもそもこの万葉まつり、昭和50年に社団法人桜井青年会議所が中心となり、「ものの豊かさより心の豊かさ」をコンセプトに、桜井市民が年に一度肩寄せ合って踊れる楽しい祭りを実現したいという想いのもと開催されました。この年には「桜井音頭」が作られ、歌い手はなんと当時絶頂の都はるみさん。いやあ当時は材木屋さんも儲かってすごい勢いだったんですねえ。(会場は桜井市役所前広場周辺)
で、どちらかというと駅前で市民総踊りをしながら芸能ショーがあったり、典型的な商工まつりという感じで推移してきました。

世紀も変わった2001年。会場を桜井駅南口から金屋河川敷公園に移し名称も大和さくらい万葉まつりとなる。桜井青年会議所主管の事業から市民が作る祭りへと大きくリニューアルしました。歴史や風土、産業、文化。様々な要素を持つ桜井の良さを活かしながら、大きなコンセプトとして【日本で一つしかないまつりを楽しみながら作り上げる】を掲げました。
そんな熱い時期、私も関わってそれこそ毎日楽しく作り上げていったのを覚えています。

そして2008年今年も大和さくらい万葉まつりは無事開催。主催者からお客に代わってどんなものか、近所の子どもたちや親戚大勢で見に行きました。

内容は今も大事に五感に語りかける「歌垣火送り」、日本最古の市を現代版にした「現代版海石榴市」、そして今年は小野妹子が遣隋使として派遣され隋の使節とともに帰国して1400年記念の年。「遣隋使の帰国」の場面を表現するなど、風情あるまつりです。

会場に行ってまずメインステージの前には吉野桧のフローリングでできた観客席。ゆったりくつろいで無垢の木の感触を楽しんでいます。

現代版海石榴市は各商店が独自色を出して、よその祭りにはない賑やかな感じ。ものすごい人であふれます。食事もおいしい!!シルクロードの終着点とも言うべき奈良を意識し各国の料理も並びます。

そして何より素晴らしいのは、紙コップ・発泡スチロールの皿等使い捨ての食器を全く使っていません。おいしい生ビールも紙コップで飲むよりリユースのコップで飲むほうが断然おいしい!
何より会場にゴミが全く落ちていなくて、環境にも良い。うれしくなるまつりです。

このリユース食器。私が2004年このまつりの環境部会長に無理やりなって実現させました(^^;当時、このリユース食器を貸し出すNPO団体も「いきなり12000人のまつりでできますか?」とびっくりされていましたが、広報活動と当日のガールスカウトの女の子たちを始めとする入念な宣伝。そしてデポジットの仕組みつくり。これは飲食物を購入する際、先に食器代として100円預かり、食べ終わったら回収所にもって行けば100円帰ってくるシステムです。お店との食器のお金のやりとりはありますが、利用者には非常にスムーズに受けいれられました。面白かったのはたいてい子どもが食器を大人の分も持っていって100円を受け取ることでまつりで消費してくれるため売り上げも上がるという効果も明らかにありました。
会場では揃いの環境Tシャツを着たメンバーの活躍もあり、結果的には回収率も98%という結果で、何よりゴミが激減し(これにより翌日の片付けが大幅に楽に)た結果を受け、その後毎年採用されています。皆さんも地域のまつりやPTAのバザー等で是非やってみてください。何より楽しいですよ。