水源地の森をどんどん奥に入っていきます。途中は人工林。環境教室で言葉では「人工林」と「原生林」という言葉を習ったけれど、今ひとつ実感としてつかみ取れていない彼女たちには、人工林から奥に行けば原生林に変わるこの森は理想的な教材。台風の被害のせいもありやや間伐が遅れている森で、高校生の彼女たちにとっても少し元気がないと感じた様子。

途中、生きた化石とも言われる「トガサワラ」の木を発見。紀伊半島南部や高知県にしか見られない希少な樹木。そのほかにもサロンパスの香りのする葉っぱなど様々な発見をしながら奥へ奥へ。

こんな橋もあって高校生にはスリル満点。あちこちで悲鳴が。(うちの7歳の子は昨年スイスイ行きましたが、、^^;) 普段こういう道は歩かないもんね。

そしていよいよ水源地の森の奥の原生林へ。それまでの人工林との木の間隔・木の様子・種類の多さなどなど全く違う森の様子にみな言葉を失うかのように圧倒される。
また、来るまでに見ていた悲惨な上流域の川の様子との違いも明らか。製紙会社の原生林の伐採のせいで川砂利だらけになった川。それとこの大きな石がたくさんあるいかにも源流の川。


あまりにも美しい源流の水にいきなり入りだす子も!おいおい、冬の川は冷たいぞ。

落ち着いたら、各自この森の好きな場所に行って自分だけの贅沢な時間を楽しむ。目を閉じて耳を澄ましたり、落ち葉の上に寝そべったり。森を体全体で感じ取る。

こんな苔のベッドも。「ふかふかで気持ち良い!」

五感で感じたことをみんなで俳句にしてみました。

「山の空気 川のせせらぎ 守りたい」
「石すわり 自然のでかさ 感じ取る」
「日常を ふりかえさせる 山の声」
「神秘的 神様からの 贈り物」
「ありがとう 元気の源 いただきます」
「耳すます 気持ちも一緒に すんでいく」
「森の中 葉っぱのにおいは 落ち着くな」
「静かなる 山の中には 水の音」
「響きわたる 身体全部に 自然の音」
「森林を 感じてわかる 大切さ」

最後にみんなで吉野川源流の水をいただいた。「冷たい!」「おいしい!!」


地元長良川を始めとして各地の川を探訪している野田岳仁さんも川上村での初体験。「おいしい」
さらに続けて「それだけに何としても死んだ川のほうを回復させないと!川が泣いている。」
本当にその通りです。

初日の水源地の森ツアー。教科書でいくら勉強するより現地で体験するのが一番。彼女たちはこの森のすごさ・大切さを五感で感じました。これを今後どう活かしていくか。楽しみです。