奈良県地域認証材を使って補助を受けれます!
2008年10月10日奈良県木材青壮年団体連合会の本年度の第1回勉強会が桜井木材会館で開催され、参加しました。会場は多くの会員で賑わっています。一般的には建築・木材業界が厳しい中、こういう勉強会を進めるのは良いことと思います。
さて、今日の講師は奈良県林政課の菊政理事。実は私が住友林業㈱の木材建材本社に入社したときに同じ事務所におられた大先輩です。住友林業で様々な部署を経験され、現在は退職されて奈良県にお勤めで、いろいろかわいがってもらっています。
今回のテーマは奈良県産材の営業について。いつまでも吉野材というブランドだけで生きていくのでなくきちんとした性能や環境面も考えた営業ができないかというのが趣旨。その中で、菊政さんからは「奈良県地域材認証制度」のこととそれを使った住宅への補助制度について説明がありました。
奈良県地域材認証制度は私も制度の創立に関わってきたので補足説明もしましたが
【奈良県では、古くから「吉野林業」と呼ばれる全国的にも優良な木材を育てる林業が発展してきました。住宅工法や消費者ニーズが変化し、寸法精度が高く強度性能などが明確な木材への需要が高まっています。
また、健康で快適な暮らしや、環境に配慮した木材が注目されています。そこで、全国でも屈指のレベルにある本県の優良なスギ・ヒノキを素材として、乾燥度合(含水率)や強度(ヤング係数)を一本ずつ機械(グレーディングマシン)で測定した製材品をお届けします。
「奈良県地域認証材」は、奈良県地域材認証センターが認証します。このセンターは、奈良県木材協同組合連合会と奈良県森林組合連合会で構成し、県内で伐採したことを確認(産地認証)した木材のうち、「品質基準」に合格(品質認証)したもののみに認証シールを貼付してお届けします。
つまり産地を明らかにして環境面にやさしく、1本1本品質を明示して構造的に非常に安心できる材料が奈良県地域材認証材です。】
奈良県ではこの認証制度を進めるため今年度この認証材を一定以上使った奈良県内に新築する住宅に対し補助制度を設けました。
「奈良の木の家づくり推進事業」
県産材(奈良県地域認証材)を構造材に一定量使用した木造一戸建の専用住宅を県内に新築する場合、工事を行う建築業者を対象に補助金を交付します。
一戸あたり補助額は10~20万円で、対象となる工務店・住宅・認証材の使用量などに条件があります。詳しくはこちらを
現在、奈良県地域材認証制度に登録している業者が泉谷木材商店も含めてわずか6社だけの状態で、まだまだPR不足は否めませんが、これから様々なニーズをつかんで、豊かな住空間と環境を作っていきたいと思っています。
