国産吉野檜材にこだわった耐久性ある住宅ラッシュ
2008年12月19日このところの金融危機に始まる建築業界の不調で厳しいお時勢ですが、ミクロの視点で捉えるとなかなかどうして、面白い現象はいろいろあります。
まず国産材への本格的な回帰です。食料ではスローフード運動から始まり地産地消・フードマイレージなど近くのものを食べようという機運が安全問題や環境問題から急速に広まっていますが、木材でも遅ればせながら進んできました。
木材の場合はより深刻で、自給率20%まで落ち込んでいますが、食料と違い実際に日本の森の蓄積量はどんどん増えていて、今まさにどんどん使ってもらわないと困る状態にあります。
地球環境問題としても、人工林の場合はもっと木を使って手入れや更新していかないと山が活性化せず、CO2も固定できません。
また、200年生住宅という福田政権の政策がヒントとなり耐久性のある住宅がキーワードとなってきています。200年まで持たせるのは住まうと言う文化を変えていかないといけませんが、少なくとも基本構造部が100年持つ住宅なら過去に江戸時代や明治に建てられた家が今も丈夫に残っています。これら全て国産材の無垢材で建てられた物。
適材適所に丈夫な木を使って、しっかりとした家を作る。これこそ重要なことで、昨今はやりの低コスト住宅を20年くらいで壊すやり方はどう考えても地球環境に大きな負荷を与えるし、その間住む人の健康のこともあまり考えられてはいません。
泉谷木材商店ではこの基本構造部に徹底的にこだわり、吉野桧の赤身のみを厳選して地面に近い部材である土台・大引を作っています。指定の場合は1階の柱も赤身で揃えます。(ほとんどの人から指定はされませんが、あくまで木材のプロとしてのこだわりでもあり、使命と思っています)いつの間にかファンが出来、ここのところ、創業以来の忙しさかもしれません。ありがたいことです。感謝感謝の日々です。
100年後、良い木を使っておいてよかったと思える家づくり。今後も続けていきたいと思います。
