名古屋城日本青年会議所木材部会の集まりで名古屋に行ってきました。現在進められている名古屋城本丸御殿の復元工事の見学と情報交換がメインです。

名古屋城には過去に来たことがあるんですが、本丸については知識がなく、今回の復元工事にはものすごい木材・絵などの模写に費用と熱意を注ぎ込んでいると聞いて、これは是非見たいと思い参加しました。本丸については名古屋市のHPより・・

かつて名古屋城の本丸には、天守閣の南側に本丸御殿がありました。この本丸御殿は、近世城郭御殿の最高傑作と言われ国宝に指定されていた建物で、現在、国宝になっている京都二条城の二の丸御殿と並ぶ武家風書院造の双璧と言われていました。

勇壮な天守閣と優美な御殿が並び建つことで、名古屋城は城郭建築としての風格を形成しており、1930年(昭和5年)に国宝に指定されましたが、1945年(昭和20年)5月、空襲により天守閣、本丸御殿ともに焼失してしまいました。

戦後の復興にともない、1959年(昭和34年)に天守閣は再建されました。本丸御殿についても、江戸時代の文献のほか、多くの写真、実測図が残されており、在りし日の姿を忠実に蘇らせることが可能です。

予想以上のメンバーが集結し、3班に分かれての行動。天守閣見学・素屋根内部見学・木材加工場見学と分かれて見ました。木材に関しては、復元の基本コンセプトに原則として旧来の材料・工法による旧状再現とあるので、構造材・化粧材全て日本の国産材を使用。特に構造材は非常に大きな材料になりますが、木曽ヒノキと吉野桧がメインとなっています。

名古屋城本丸御殿復元工事木材木材倉庫ではものすごい材料が並べられています。

吉野桧6.5m×550×240の梁三面ムジ(節がない)

柱に使われる名古屋城本丸御殿復元工事柱吉野桧6.5m×210×210の芯去りでしかも赤身さらに四面無節というすさまじい木も並んでいます。ものすごい努力をしてこの木が集められたことと思います。またこういった木を作るには、200~300年前から枝打ちを繰り返し、節の無い木を作ろうとした吉野林業をはじめ全国の山の方々の苦労があってのことです。

名古屋城本丸御殿復元工事公開看板今回の工事には最後といってもよいほど素晴らしい木が使われています。10年間にわたって復元工事は進められるとのこと。工事は名古屋市の方針で一般にも公開されるとのこと。是非皆さん見に行ってください。