古民家改築in吉野(1) 施主参加の外壁 焼杉板
2011年05月23日吉野郡大淀町でずっと住んでいなかった古民家を改築し、老後の住まいにしようというご夫婦がおられ、試行錯誤しながら工事が進んでいます。手がけるのは若き左官職人東さん。得意の土壁はもちろん、大工仕事も勉強されみごとな腕前を発揮されています。古材と吉野材・土壁がおりなす古民家、完成が楽しみです。
外観ですが、吉野杉の板を施主様自らが焼いて焼杉板にしています。木材は表面を焦がして炭化層を作ると、防火効果・防腐効果が高まります。外壁として古来より用いられている、日本人の知恵です。
この現場では、何でもお施主様が、火が大好きということで、自作で焼き板装置を作られたそうです。すごい!
でもこちらの方は初期に焼いた方。まだ慣れていなかったとか・・。
これがそのオリジナル焼き杉装置です。ドラム缶の中で端材を燃やして、上を杉板を通らせて焼いていくとか。なかなかやりますね。
こうやって施主参加で家創りが進んでいくのは楽しいですね。材料を用意する我々も、お互いの顔が見えて、意欲が沸いてきます。
当然、これだけ火がお好きならば、冬の暖房は薪ストーブです。設置はまだでしたが、薪置き場はしっかりとしたものが作られていました。これもすごい!
ちなみにここの柱ですが、奥に行くほど細い丸太を使っていて、目の錯覚で遠近感が出て、実際よりも奥行きを感じるのです。なかなか奥が深いですね。



