国土交通省の「地域木造住宅市場活性推進事業」に採択され進められている三輪町家モデル事業もいよいよ上棟の日を迎えました。

三輪町家モデル事業構造は土台・大引に吉野桧総赤身KD一等(人工乾燥材)120mm角、通し柱・柱も吉野檜KD一等120×120mm。梁桁は米松KD材ながら、化粧の登り梁は吉野杉120×270mm等を使用しています。

土台は泉谷木材商店標準の吉野檜の総赤身なので、腐朽菌や虫に非常に強く耐久性があります。この赤身は、木の心材部分で、約20年以上成長した部分で、成熟し若い部分(辺材部分:白太(しらた)といいます)とは成分が違っています。

三輪町家モデル事業 吉野杉化粧登り梁吉野杉の化粧登り梁です。斜め部分の加工があるため、これはプレカット工場の機械では加工できず、大工さんの手刻みとなりました。 樹齢100年生以上の原木から製材されています。

三輪町家モデル事業登り梁と化粧垂木吉野杉の化粧登り梁はこんな風に組み込まれました。その上に母屋が来て、さらに垂木が来ています。軒先が化粧になるので、吉野桧の90×60mm、75×60mmという大きい垂木を使用しています。(通常は45mm角や60×45㎜といったものが多いです)

三輪町家モデル事業町家特有の狭小地なので、クレーンは入れず、ぎりぎりでユニック車とほとんどは人力で木材を持ち上げ組み立てていきます。大工さんはすごい!

三輪町家モデル事業無事棟もあがり、夕方には関係者が集まり上棟式を開催しました。 

NPO法人三輪座の川端理事長と今西さんです。

三輪町家モデル事業四方にお酒・塩・米をまき、安全・開運祈願をします。

お酒は当然三輪の地酒今西酒造のものです(笑)

この後の席で、大工の棟梁さんからここの木材は目が詰まって非常にいいものですと紹介がありました。嬉しいですね。

このモデル住宅から新しい町家文化が発信していけるよう頑張りたいと思います。