ナラ枯れ毎日新聞20101202ナラ枯れ問題が全国で深刻な問題になっています。すでに様々なメディアでも報道されています。今年は紅葉が綺麗で、多くの観光客も楽しまれていると思いますが、そんな山の中でも実際には枯れて赤くなっている木が多いことが指摘されています。今日の毎日新聞朝刊の一面にも大きく取り上げられています。

朝日新聞(10/31) 集団枯死「ナラ枯れ」拡大 菌運ぶ害虫の駆除追いつかずhttp://www.asahi.com/national/update/1028/OSK201010280177.html

さらには、枯死したナラにはどんぐりがならないため、クマの餌がなくなるという問題もあります。様々な問題がこれから出てきそうですが、杉桧の人工林が手入れされずに花粉症の問題が起こっているように、里山の中にあって様々な形で利用されてきた木が、利用されずに荒れ放題になって、木が枯れてくるという状況は、本当に深刻です。

一般の方には、森の木は勝手に大きくなってその後切ればいいだけと思っている方もおられると思いますが、杉桧の人工林・里山の広葉樹とも、いったん人が手を入れた以上、ずっと愛情込めて手入れして行かないと、森としての様々な機能を発揮できません。日本人は昔から近くの山の実りを活かして薪や食糧・水という形で利用してきました。森・里山との心の距離がいつのまにか離れてしまっている現在。いかに森のことを日々の暮らしの中で、そして心の中で呼び起こしてもらえるか。考えて行動していきたいと思っています。