エコツアー 自然素材住宅のサポート企業見学
2008年06月4日
最後に恥ずかしながら泉谷木材商店の見学。吉野桧・吉野杉の原木を見ていただき、年輪の間隔が非常に狭いのは、植林時に非常に密にしているため(密植)で、他地域では1ヘクタールあたり3000本くらいのところ8千本。多いところで12000本も植えて真直ぐ上に伸びる木を作っていった吉野林業の知恵と努力の賜物であることを説明。何気なくある丸太も、本当に多くの林業家の汗の結晶であることを再認識。
その大事な吉野檜・吉野杉の原木を余すところなく大事に、さらに適材適所になるように考えて製材・加工・販売している。柱や土台といった構造材には、強度および耐久性が重要なので、吉野檜の赤身にこだわって製造している。檜は非常に水や腐朽菌に強い樹種ですが、赤身にこそその特徴が現れているので、地面に近い土台や1階の柱には赤身を使うように設計事務所や工務店にも提案しています。
また鴨居や敷居、窓枠といった造作材も住宅の部品という意識で最終製品まで加工して納材していますが、そのため現場では端材が出ないで喜ばれ、泉谷木材商店で出る端材はきのころややさしい積み木、ストラップなどの小物を作って隅々まで余すところなく使っています。
一般の消費者に木のよさ、吉野檜のよさを分かっていただけるよう様々な切り口で商品を作って手に取っていただくことが、木の需要を増やすことにつながると信じて活動しています。といったことを説明しました。
今回のツアーで吉野林業を取り巻く人・環境を多面的に見ていただけたかなと思います。これをきっかけに環境プランナーの皆さんと意見交流の場が広がり、日本の林業に新しい視点が加わり活性化できるよう頑張っていきたいと思います。
皆さんクリックご協力ください。

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